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最強にして最凶の焼肉屋「金龍苑」

 没個性を売り物にしたチェーン店が幅を利かせる東京の飲食業界において、良くも悪くもメーター振り切るほどの個性をむき出しにしている焼肉屋が東京の新三河島にあります。そんな、東京最後の焼肉屋「金龍苑」を昨日、約2年ぶりに再訪問してまいりました。
 多分ほとんどの人は新三河島と聞いても「それってどこ?八丈島の近く??」という感じだと思いますが、実は京成線で日暮里から一駅、上野からでも二駅というかなりの好立地にあります。新三河島近くのうら寂しいガード下にある、悪趣味な金色に輝く看板。そこをくぐり抜けると「金龍苑ワールド」の始まりです。



 まず、最初に断言しておきますが、この「金龍苑ワールド」の主役は紛れも無くオバちゃんです。金龍苑に行ってオバちゃんに会わないで帰ってくるのは、ディズニーに行ってネズミに会わないで帰ってくるようなものです。最悪、肉は食べられなくても金龍苑に行ったことになりますが、オバちゃんに会わなくては金龍苑に行った意味は全くないと行っていいでしょう。(実際は、オバちゃんはいいから肉だけ食わせてくれと思っている客も多いかもしれませんが・・・)



 まず最初に店内のテレビの近くにあるテーブル席に通されたのですが、店のオジちゃん(もちろん店員)がテレビを見たいという理由で、座敷席へと強制移動させられました。仕方なく席を移動したのですが、5分ほど後に5人組の新しいお客さんが入ってくるとオバちゃんは迷うことなく彼らを座敷席へ通し、私達は再びテレビ席へと移動させれました。入店して5分で2度も席移動。ありえない対応です。



 そして、いよいよメニュー注文の機会を頂いたのですが、こちらの機先を制するがごとく「注文は2回までだからね!何回もバラバラに注文されたら迷惑だから!!」と一方的に独自ルールを宣告してきました。しかたがないので、私達はおそらく食べきれるであろう量の肉とご飯とテグタンスープを注文することにしました。



 注文してから肉が来るまでの間、暇なので読書でもしようということでカバンから本を取り出したのですが、オバちゃんはそれを見るや「ここは喫茶店じゃないんだから、本なんて読まないで頂戴!!」と読書禁止を通告してきました。しかたなく店のテレビで流れている巨人戦を観ることにしたのですが、なんでテレビはOKで読書はNGなんでしょうか・・・



 さらに「今日はもう追加オーダー禁止だからね!!」とこれまた一方的なルール変更を通達してきたので、私達は慌ててハラミの追加オーダーで頼みました。

 待つこと数分、銀色の安っぽいお皿に乗せられて、いよいよ肉がオバちゃんの手で運ばれてまいりました。
本日の注文はハラミ、上カルビ、そしてユッケ刺。
肉のクオリティはどれも素晴らしく、口に入れた瞬間に旨みと甘みが口の中で広がり、絶妙なハーモニーを奏ではじめます。それでいて、脂っぽさや重たさは全くなく、追加オーダー禁止のルールさえ無ければ、永遠に食べ続けていたいほどの至高のおいしさです。



 しかし、ここで一つ問題が。ハラミの追加オーダーがたたって、肉はあるけどご飯が無い状態になっていしまいました。しかし、先ほどのルール変更により追加オーダーは禁止されています。ご飯のおかわりを頼むべきか、あきらめるべきか・・・。しばし悩んだあげく、意を決した私はオバちゃんに向かってご飯のおかわりを注文しました。


 するとオバちゃんは露骨に嫌な顔をしながら厨房に戻り、ご飯の盛られた茶碗を私たちのテーブルに叩きつけてくれました。そして厨房に戻ったオバちゃんが、私たちに聞こえる声で発したのが次の一言。



「ああもう、ムカツク!!!」



 日頃からチェーン店のマニュアル接客に慣れ親しんだ身にはにわかに信じがたいかもしれませんが、ここで書かれていることはすべて一回の訪問で体験した実体験です。これぞ「金龍苑ワールド」の真骨頂です。


 最後に運ばれてきたのがテグタンスープ。唐辛子と肉と野菜と胡椒で煮込んだこの真っ赤なスープは、辛さの中に素材の持つ甘さと、オバちゃんの温もりがこめられたこのスープはまさに絶品。もはや、このスープの前に私たちは平伏すのみです。

 そして最後のお会計です。会計の時だけは、なぜ態度が豹変し、非常に柔和な態度になります。実はツンデレなのか、オバちゃん?!ちなみに食べきれず残してしまったスープはビニール袋に入れて持ち帰れるので、忘れずに申告しましょう。値段はチェーン店の焼肉屋と比べて激安とはいいませんが、このおいしさでこの値段なら、破格のバーゲンと言っていい値段です。一体どこから仕入れてきているのか謎です。



 以上私たちが訪問した際の、ありのままのレポートでした。最後に、このレポートを読んで、私もオバちゃんに会いに行こうかしらと思った人への注意点。この店は個人経営の店なのでテーブルは5つほどしかなく、すぐに満席になってしまいます。開店(18:30)と同時に入店することを強く奨めます。また人数が揃うと(3人以上?)予約することも一応可能なようです。電話番号、所在地等の情報はググって調べてください。
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theme : 韓国料理
genre : グルメ

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まぢか!これは是非行かないと!
場所教えて!

場所はググれって、書いてあるだろうが?!

http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/301903.html

ああもう、ムカツク!!!
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鈴木・J・修一

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